時の記念日天智天皇が漏刻と鐘鼓によって初めて刻を知らせたことに由来している。大正時代、近代化が進み行く上で、国民自身の意識改革は急務となり『時の大切さ』を知らせ『時間厳守』を促進する目的とし定められた古くからある記念日。時の記念日である6月10日に、天智天皇を祀る近江神宮では漏刻祭が執り行われている。6月10日の時の記念日にちなんだイベントの告知です。例年通り、大阪暮らしの今昔館にて時の記念日特別展示イベントを開催します。▶︎時の記念日特別展示イベント『古の時計屋さん』大盛況でした▶︎時の記念日展示イベント「古の時計屋さん」が『WATCH NAVI 2025年10月号』にて掲載いただきました日本に訪れる外国の方々は電車の時刻通りに到着することや、日本人の時間厳守に驚くと言われます。我々日本人にとって時間厳守というのは極々当たり前のことですが、海外ではそうではありません。この時間厳守という概念の起源こそ大正時代の「時の記念日」なんです。ではそれまでの日本はどうだったかというと…時間を守る概念がなかったんです。今では全く想像がつかないと思います。明治時代、明治5年(1872年)鉄道が敷かれることににより、明治6年(1873年)に現在の時刻表示である定時法が制定されます。とは言え、時間の概念は当時の日本人にはなく、江戸時代を生きてきた日本人にとってゆったりとした時間が根付いていました。文明開花によって西洋文化が日本に入り、街並みや服装に至るまで近代化に躍進しました。しかし、肝心要の日本人というと江戸時代感覚であったわけです。元々、日の出日の入りの生活をしており、生活に時間という概念はなく、時間にルーズでした。近代化したは良いが、日本人自体の意識がこれでは本当の近代化できないと懸念した政府が国民の意識改革を促すために絞り出した苦肉の策が、大正9年(1920年)に制定された「時の記念日」であったわけです。この「時の記念日」の広報の努力が功を奏して、現代の世界に誇るべき日本人の文化が生まれました。上記のような背景があるため「時の記念日」は日本独自のものとなります。今では「時の記念日」をご存知ない方々が多くなり、メディアでもあまり報道しなくなってきております。そんな日本人ならではとも言える「時の記念日」を今一度知って頂き、時計というものに触れて頂く機会を設けたいという思いで開催しております。8階ロビーでの特別展示では、日本に初めて渡ってきたスイス人時計師が携えてきた懐中時計などの様々な日本初となった時計や、気象観測に使用された経線儀、大変古いテーブルクロックなど大変珍しい時計達が展示されます。9階大坂町三丁目 唐物屋での古の時計屋さんでは、着物姿の時計職人が時計の分解・組み立てを行い、同じく着物姿の時計商が店頭でお出迎えし、来館者の皆様に時計のご紹介や解説を行います。和装の者は古時計クラブメンバーですので、通りでも解説を行なっております。皆様に時計を手に取ってご覧頂きながら実際に体験して頂きます。古の時計屋さんは2日間だけですので、是非ともその期間にお越しください。幕末明治時代の商館時計を手に取って実際に体験できる機会はまずないと思いますので、楽しめると思います。▶︎大阪くらしの今昔館での告知ページはこちら心よりお待ちしております。大阪くらしの今昔館〒530-0041大阪府大阪市北区天神橋6丁目4−20 住まい情報センタービル 8階大阪市立住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」Tel 06-6242-1170『時の記念日』特別企画◼︎古の時計屋さん◼︎ 6月6日(土) 午後2時〜4時6月7日(日) 午前10時〜12時場所:9階 大坂町三丁目 唐物屋 随時参加可能※入館料が必要◼︎「時の記念日」古時計特別展示◼︎ 6月6日(土)〜6月25日(木)場所:8階 ロビー展示スペース※無料-大阪くらしの今昔館-開館時間 午前10時〜午後5時入館料 一般600円休館日 火曜日(祝日の場合は開館)『古時計クラブ』は、一昨年の6月10日『時の記念日』で創立40周年を迎えました。定例会は、2ヶ月に1回大阪市内で開催しております。メンバーが、毎回時計を持ち寄り解説をしておりますので、普段では見ることのできないような時計の実物を目にして、知識を得ることができ、さらに触れることもできます。これぞ『古時計クラブ』の醍醐味と言えます。定例会では、毎回会場費を参加者全員で折半することで開催しており、クラブへの入会費や会費などは一切かかりません。初めて参加される方はゲストとして無料で参加ができます。時計がお好きな方なら大歓迎です。参加希望の方は、お気軽にこちらにご連絡ください。古時計クラブ / OWCC(Old Watch & Clock Club)2ヶ月に1回日曜日に大阪市内で開催※古時計クラブでは新メンバーを募集しております。時計好きなら大歓迎です。▶︎「愛用している特別な仕上げを施したコロン商会 商館時計」はこちら▶︎「JPS仕上げ お客様依頼の小型のコロン商会 舞鶴印 高級仕様 商館時計」はこちら商館時計の魅力をご自身で感じてみませんか。100年以上前の時計とは思えないほど、洗練されていて上品な時計です。商館時計のオーバーホールや修理のことはJPSへお気軽にご相談ください。