ボックスヒンジボックスヒンジはアメリカ鉄道時計などで見受けられるヒンジ部分が大きく出っぱった形状のケースです。同様の形状で竜頭首部分も出っ張りがある意匠ケース。スイス製 ボックスヒンジ 銀無垢ハンターケースアメリカ製の古い懐中時計、鉄道時計として使用していた初期のものにこのボックスケースのものが見受けられますが、スイス製のものは比較的珍しいものです。全体に彫刻が施されてあり見事なケースです。銀無垢ケースに魚子模様だけでなく、手彫りで彫刻が側面やベゼル部の一部分など全てに施されてあります。竜頭の首部分は円柱ではなく六角の形状で装飾がり、環は五角形の形状で凝ったものになっております。側面の手彫り装飾が大変緻密で美しく施されてあります。しっかりと記されたローマ数字の琺瑯文字盤に青焼きのペア針が装備されてあり、時刻合わせは剣引き仕様になっております。ムーブメント保護の中蓋に当時の売りが刻まれてあります。16石であることが大きく記され、ブレゲヒゲであることも記されてあります。スイス製の16石ムーブメント。商館時計のムーブメントによく似ていると思われたと思います。色々な外国商館から販売された商館時計といえど、そのほとんどはスイス製ムーブメントが使われています。時代も日本の明治時代と同年代であると思われますので、このように似たムーブメントとなっております。JPS仕上げムーブメント修理(不具合箇所の修理)オーバーホールケース研磨仕上げムーブメント洗浄仕上げ琺瑯文字盤の洗浄仕上げetc.0,800の銀無垢ケース。丁寧に研磨仕上げを施さすと写り込みように本当に綺麗になります。このケースは丸い形状をしておらず、側面が真っ直ぐなので大変珍しいケースですね。このように装飾豊かなケースですと研磨仕上げをしていると仕上がりが本当に楽しみになります。▶︎「商館時計に漂う明治時代の魅力」はこちらアンティーク懐中時計もさまざまなモデルがあり、このような仕事をしていていると色々な時計に出会うことができ、醍醐味だと感じております。その反面、一つ一つ歴史や物語があるので大切に扱わないとと思い知らされます。この時計を初めて持った人がこの時計を大切にしていたことを、忘れてはいけないと常日頃心がけております。いつもそのことを感じながら時計と向き合っております。共感いただけますなら、是非ともアンティーク懐中時計のオーバーホールや修理のことならJPSへご相談ください。