毎年、12月18日はフランソワ・ペルゴの命日ですので墓参りをさせて頂いているのですが、今回もご招待頂きまして大川さんもご参加されるので、私も横浜へ行ってまいりました。今回、横浜開港資料館では「横浜の外国商社と舶来時計」小川雄一コレクション初公開という展示イベントにもお伺いしたので、そのことをお話ししたいと思います。小川雄一さんは長年商館時計の研究をされてらっしゃった方で、私がお世話になっております大川さんとも長いお付き合いで今回小川さんから展示のご連絡があったそうで、小川さんが163点を寄贈なされたことは、記事にて拝見させて頂いておりましたので楽しみにしておりました。11時現地待ち合わせをしておりましので、入ってすぐの大きな木のある中庭のベンチにいましたところ…「西村さんですか?」スーツ姿の紳士にお声がけ頂きまして、小川雄一さんご本人でご挨拶をさせて頂きました。大川さんからお聞きしてくださっていたようで、スリーピーススーツのベストにかけている懐中時計の鎖でお気づきになられたとのことでした。そして、小川さんからこの木が有名な開港の絵にある木の二代目であることなども教えてくださいました。毎年、この日に横浜にはお伺いしておりますが、横浜開港資料館は初めてでしたので趣ある建物など感動でした。この有名な絵の右側にある木の二台目とのことで、一度焼けてしまったそうですが、そこから新たに生えて現在に至るようです。まさにこの場所こそがこの絵の実際の場所であると思うと本当に感慨深いものがあります。それから大川さんもお越しになり、展示を拝見させて頂くことに…入り口には立派に掲げられてあります。元々、お祖父様がお持ちになっていらっしゃったヲロスジーバークの商館時計から興味を持たれるようになり調査を行ったことがきっかけだったそうで、当時の資料も展示されてありました。どのように現在の時刻表示なったのかなどが資料とともに解説されてありました。ファブルブラント、コロン、シイベルなどの説明とともにたくさんの商館時計も商標の展示もされてありました。小川さんがそれぞれの解説をしてくださいまして本当に有意義な時間を過ごさせて頂きました。ここまでの商館時計の展示はこれまでなかったのではないでしょうか。本当に素晴らしいと思います。我々も大阪くらしの今昔館で展示イベントを毎年やっておりますが、勉強させて頂きました。松山猛さんが大阪にお越しになられた際に、この展示に行かれた際のことはお聞きしておりましたもので本当に楽しみにしていまして、拝見できて光栄でした。この展示イベントで商館時計に興味を持ってくださる方々が増えたら本当に嬉しい限りです。期間のある展示ですので、この先この時計達のことを考えると心配になってしまうのですが、商館時計と言えば横浜ですので、横浜開港資料館さんには展示をご検討頂きたいと切に願っております。