タイトルにあります通りご報告がございます。ウォッチナビさんには、前号の「ウォッチナビ 2024年10月号」で、私が所属しております古時計クラブで開催しました「VIVA!! 時の記念日」展示イベントのことを掲載頂きまして大変お世話になりました。あれから古時計クラブの定例会(2ヶ月に1回大阪市内で開催)には、新たなメンバーが3人ご参加くださり大変盛り上がっており嬉しい限りです。ご興味のある方がいらっしゃいましたら気軽にお声がけください。▶︎WATCHNAVI 2025 Winter Vol.96◀︎月号) 2025年1月号発売日) 2024年11月22日(金)特別定価) ¥1,100(税込)ページ数) 148版型) A4ISBN/JAN) 4910118910152出版社:株式会社ワン・パブリッシング 発行間隔:季刊 発売日:2,5,8,11月の22日WATCHNAVI 2025 Winter Vol.96WACTHNAVI Salon▶︎ 最新事情から未来のトレンドを大予測!大人気「卓上時計カレンダー」の付録つき『WATCHNAVI 2025 Winter Vol.96』大好評発売中!!」はこちらウォッチナビ編集長さんが来訪色々とお世話になっておりますウォッチナビさんですが、実は、前号の後に編集長さんから大阪にあるJPS時計修理工房にお越しになるという連絡があり、わざわざ足をお運びくださいました。実際に作業場所をご覧頂き、普段どのような作業を行っているのか、またお客様との逸話なども色々なお話をさせて頂きました。この狭い工房に、前号で執筆くださったライターの柴田充さんや「時計王」で著名な松山猛さん、そして大変お世話になっております幕末明治の時計研究の第一人者である大川さんがお越しくださったことなどもお話をしまして楽しいひとときを過ごさせて頂きました。その際に連載の話を頂きまして、それから色々と打ち合わせをさせて頂いておりました。時計は縁結びの神様!?時計伝承 Vol.1時計の史実を個人で研究する大川氏と、大阪で時計修理業を営んでいる西村氏。ふたりの書き手による新連載を開始。日本の時計事情の真実を、ここに記す。(記事タイトルより引用)という立派な連載企画、そして著名な大川さんとご一緒させて頂けるという本当に嬉しく光栄な話なんです。そのことを少しお話しさせください。私は、商館時計に出会ったことがきっかけで今があるのですが、当然のことながら商館時計のことを知りたく調べる中で大川さんの存在を知るようになりました。大川さんは、「世界の腕時計」という時計雑誌で、以前に「商館時計蒐集綺談」という連載をずっとされてらっしゃった幕末明治の時計研究で大変著名な方。他にも毎号付録で懐中時計がついてくるという全210号からなる「甦る 古の時計 郷愁の懐中時計コレクション」(アシェット)の懐中時計選定から執筆までされてらっしゃいました。「商館時計蒐集綺談」は、商館時計好きにはバイブル的な存在で、連載誌を探して購入される方もたくさんいらっしゃいます。Wikipediaの「商館時計」の記述は、「商館時計蒐集綺談」からの引用がほとんどと言っても過言ではありません。そんな著名な方となぜご一緒させて頂いているのか…ということなんですが、時を同じくしてお世話になっている方から古時計クラブが大阪にあるということを教えて頂きました。古時計クラブの存在を知ったのですが敷居が高く感じまして少し時間が空きます。暫くしてから参加しようと思うに至り古時計クラブに連絡をとり、定例会に参加させて頂くこととなりました。そして、初めて参加させて頂いた古時計クラブの定例会に大川さんがいらっしゃったんです。まさかと思いましたがこちらは存じ上げていましたので、不躾ではございましたが、居ても立ってもいられずご挨拶をさせて頂いたんです。それが大川さんとの出会いでした。それから色々なことを教えて頂くようになりまして古時計クラブでも個人的にも大変お世話になっております。古時計クラブでは、メンバーの皆さんがフレンドリーにお話ししてくださり、自然と輪に入ることができました。当時、黙って座っていた私に気軽に話しかけてくださった方がお一人お亡くなりになったのですが、今でもそのことを感謝してまして、いつも思い出します。いつも朗らかでムードメーカーで本当に笑顔の素敵な方でした。話が逸れているような感じではありますが、私の中では全てが繋がっています。全ては、時計という存在がその繋がりをつくってくれたんです。今回の「時計伝承」では、頁上部では、前述させて頂きました大川さんが日本に伝わってきた時計のことを執筆されてます。知ることのできない貴重な懐中時計や内容になっていますので、是非とも購入してクリップしていって頂きたい内容になっております。そして頁下部では、「修理の現場から JPS時計修理工房」ということで私が執筆させて頂いております。お客様からお聞きした色々な辛辣なお話があるのですが、なかなか全てを書くこともできない内容だったりしますので、そこは考慮して書かせて頂こうと思っております。執筆内容のような言葉ですが、この仕事をしておりますと、本当に色々なお話をお客様より聞かせて頂きます。最近お聞きしたんですが、お笑いのネタのような話もありました。色々なお話を聞かせて頂けるというのもこの仕事の醍醐味ですね。困った顔をされていた方が、笑顔になってくださるというのもこの仕事ならではです。実際には、修理は困難なことばかりで時間も費やす裏方仕事になりますので、仕事としては人気のない部類なのかもしれません。ですがそもそも、人がしたくないこと、或いはできないこと、をするからこそ仕事。「好きこそものの上手なれ」と申しますが、私の場合は好きなので恵まれていると思っております。しかし世の中には、好きであっても仕事となり嫌いになったという話が多くあるかと思います。実際にそう思われた方もいらっしゃると思います。そこは本当に難しいところかもしれませんね。尊敬できる方であったり己の信念がしっかりとあれば、そこは嫌いにならないのではないかと思います。実際に私がそうですので。時計の構造は基本的には同じで同時期のものであれば、毎日同じ作業の繰り返しになります。ですが飽きることはありません。むしろ、気付かされることの方が多いです。それはいかに関心があるか、なのではないかなと思っております。慣れは必須、慣れは危険活字にすると「折れず曲がらず」のように矛盾したような話ですが、時計に教えてもらったことです。熟練していくに慣れは必ず必要なことですが、当たり前、無関心になっていく慣れは絶対に良くありません。その時点で進歩は途絶えてしまい、むしろ嫌になってしまいます。このことを時計に教えてもらうまでは、そんな時期もありました。何事にも経験することだと思います。今の世の中、便利になっていくにつれ中抜きされていっていますが、その中抜きにこそ本来の大切な糧があるように思います。時計のリューズに触れゼンマイを巻く作業であったり、時刻を合わせる作業であったりも同様に感じます。ただ単にリューズを操作するだけのことですが、そこに関心を持つことで時計との関わりも増え、今までとは違って見えてくるはずですよ。▶︎「先日発売『WATCH NAVI 2024年10月号』にて掲載いただきました」はこちらJPSでは、お客様の大切な時計の修理を行なっております。動かなくなった時計、親御さんの時計、動かない時計があればお気軽にご相談ください。すぐにお返事ができない場合でも必ずお返事をさせて頂きます。▶︎「愛用している特別な仕上げを施したコロン商会 商館時計」はこちら古時計クラブは、2ヶ月に1回、大阪市内で開催しております。見ることのできない様々な時計を目にして知ることができます。目にするのとしないのでは大きな違いがありますので大変ためになると思います。ご興味のある方はお気軽にご連絡を頂けますと幸いです。