カスパー&カンパニー(KASPER & CO.)ドイツ プフォルツハイムにおいて、夫のKarl Kasper(カール・カスパー)、妻のChristine Kasper(クリスティーン・カスパー)によって、時計用の伸縮バンドの製造会社として1911年に創業。1927年より時計ケース製造を開始。1932年、シリンダー脱進機ムーブメントを開発、プフォルツハイム最初の時計ムーブメント製造会社となる。懐中時計から腕時計を製造し、クオーツショックの際には手頃でファッショナブルな時計を世に送り出した。この時計は、古時計クラブのメンバーより修理依頼のあった時計ですが、カスパー&カンパニーの珍しい小さな置時計ですのでご紹介したいと思います。1960年代製の腕時計手巻きムーブメントが使われていますので、小さな置時計という感じです。キャリッジクロックのように、正面裏面はスケルトンになっており、側面は大理石調となっており大変オシャレな作りです。見てわかるように、ケースの中で時計が浮かんでいるような配置になっております。裏面はスケルトンになっており、稼働するムーブメントを見て楽しむこともができる本当にユニークな置時計です。今回の依頼は、「ピカピカにしてほしい」とのご要望でした。こちらがお預かりした際、真鍮部分のハゲや酸化、そして針やムーブメントなどにも酸化や汚れが見受けられ黒くなっている状態でした。JPS仕上げムーブメント修理(不具合箇所の修理)オーバーホールケース研磨洗浄仕上げムーブメント洗浄仕上げ文字盤洗浄仕上げ時針分針磨き洗浄仕上げetc.の作業を行いました。大変美しい輝きを放つ綺麗な置時計に甦り、メンバーの方にも大変喜んで頂きました。10時10分前に丁度時間が合った状態で到着しました。外装が求めていた通りのピカピカになっていたので感激しました。ファミリーメーカーですね。との嬉しいお言葉まで頂戴しまして嬉しい限りです。でも本当に綺麗な時計だなと感じました。眺めているだけなのですが本当に癒される存在でこういう時計も良いものだなとつくづく思わされた時計でした。時計って、色々なことに気付かさせてくれたり、語りかけてくれたりします。この時計はまさに語りかけてくれる時計でした。普段、懐中時計や腕時計を愛用していますが、今回のような小さな置時計はあまり身近なものではありませんでした。置時計といえばある程度の大きさのもので、工房にもキンツレーのウェストミンスターの置時計や、セイコーのクオーツクロノメーター「QM-10」などが置いてありますが、ここまで小さなものはありませんでした。時計の楽しみ方は奥が深いと感じました。同じく古時計クラブメンバーの『堅牢且つ斬新、新たなステイタスを提案した MOVADO「Calendermeto」』なども懐中時計とはまた違った感覚で持てる面白い時計でした。ただ時間を知るための道具なんで、今の時代スマートフォンがあれば事足りるといった感じで時計離れとも言われています。しかし、その時間を知るための道具に少しだけこだわりを持ってみると思いがけない安らぎや楽しみなんかが生まれるものです。日常に遊び心を持つことで余裕が生まれたり気持ちのリセットと言いますか切り替えができるかもしれませんよ。自分に合った時計を探してみてください。きっと人生に違った広がりが生まれると思いますよ。大阪で2ヶ月に1回古時計クラブを開催しておりますので、良かったら参加してみるのも良いかもしれません。自分の好きな時計に出会えるかもしれませんので。お気軽にご連絡を頂けますと幸いです。お待ちしております。▶︎「珍しいPINNACLE BANKOKU 万国懐中時計」はこちら懐中時計・腕時計のオーバーホールや修理のことならJPSへご相談ください。