商館時計とは商館時計は、幕末明治時代に外国商館が販売した懐中時計で、日本人が携帯する時計として初めて輸入された懐中時計のこと。主にスイス製でその形状やスタイルは約50年間に渡るロングラン商品であった。日本に初めて来日したスイス人時計師が調査考案した形状やスタイルは、ファブルブラントにも受け継がれ、現在の日本の時計史に大いに貢献した時計と言える。グスタフペルヌー社(GUSTAVE PERRENOUD)の商館時計です。この「G.P.」という商館時計について、どこの商館が扱ったものなのか、スイスのグスタフペルヌー社が日本に商館を持ち販売したものなのか不明です。「G.P.」の刻印は度々目にすることから相当量が輸入販売されていたものと思われます。しかしながら56mmくらいある商館時計ならではの大ぶりのものが多く、この商館時計は50mmとやや小ぶりで珍しいサイズ感です。恐らく明治30年(1897年)頃に日本向けに販売していたものではないかと思われます。三ツ石装飾針が美しく、よくある商館時計の角ばった裏蓋ではなく、ラウンド型の丸い形状で大変綺麗な商館時計です。▶︎「愛用している特別な仕上げを施したコロン商会 商館時計」JPS仕上げムーブメント修理(不具合箇所の修理)オーバーホールケース研磨洗浄仕上げムーブメント洗浄鏡面仕上げ輪列洗浄鏡面仕上げ文字盤洗浄仕上げ時針分針秒針洗浄光沢仕上げetc.と諸々の作業を行いました。高級機ではなく普及機という商館時計ではありますが、綺麗な商館時計に仕上がっております。ムーブメントには、縦しまのダマスキン加工が施され、ルビーを固定する金無垢のシャトンが大変特徴的で綺麗なムーブメントです。実物は幾度も洗浄を行っておりますので光り輝いておりますが、写真ではその輝きをお届けできず非常に残念です。この商館時計は、中型といった感じの50mmという手頃なサイズ感です。商館時計は大きなものが多いのでかえって新鮮味があります。そして先ほどお話ししましたように、角ばった蓋ではないことから、なんともスッキリとしております。ケースは、「0,800」の銀無垢ケースで、裏蓋の魚子模様もしっかりと残っており、凹みなどがないことから大切に保管されていたものと思われます。研磨仕上げをしておりますので、新品のように輝いております。ベゼル部・中蓋ガラスベゼル部・裏蓋ベゼル部などがローレットになっていることから、シルバーの輝きをさらに上品且つ高級感を漂わせています。大変扱いやすいサイズ感の商館時計です。大きいものが多い中ではありそうでないサイズ感となりますので、初めて懐中時計を持たれる方にもオススメです。商館時計の醍醐味といえば、裏蓋を開けてガラス越しにムーブメントを気軽に楽しめるということです。この時計のようなオープンフェイスならリューズを押せば裏蓋が跳ね上がり開きます。今となっては当たり前である「裏スケルトン」という言葉、ムーブメントを見ることができる代名詞のような言葉ですが、実際には自動巻きであるとローターで全く見えません。そして、自動巻きでも手巻きでもそうですが、見えたとしてもムーブメントに加工はほとんどなく、一部にペルラージュ加工やコート・ド・ジュネーブ加工があるのみです。加工のある箇所とない箇所では仕上げに大きな違いがあったりもします。しかし商館時計ならば、受けのダマスキン加工、金無垢のシャトン、ルビー、歯車、アンクル、テンプなどが全てを見ることができます。今の時計に比べると明らかに手が加わっており、見ていても楽しめるムーブメントです。是非とも商館時計の魅力に触れていただけますと嬉しく思います。▶︎商館時計に漂う明治時代の魅力極上 G.P. グスタフペルヌー社 14石 ラウンド型ケース 商館時計横幅:50.7mm縦幅:66.4mm(リューズまで)/ 75.6mm(環まで)厚み:17.2mm重さ:96.50g価格 51,900円(保証付) SOLD OUT商館時計は手をかけてやればやるほど良い時計になります。明治時代の時計にしかない上品な魅力が商館時計にはありますので多くの方に知っていただけると嬉しく思います。▶︎「JPS仕上げ お客様依頼の小型のコロン商会 舞鶴印 高級仕様 商館時計」はこちら商館時計ならJPSにお任せください。JPS仕上げにより甦りますので、お気軽にご相談ください。