R.Wright & CO英国時計製造会社。詳細は不明、ムーブメントに「R.Wright & CO」「manufactuers」と手彫りされていることが多い。鎖引き(Fusee)普通は、香箱におさめられたゼンマイのトルクを直接香箱の歯と歯車の歯が噛み合い伝割っていくが、鎖引きはゼンマイのトルクを鎖によって伝えている。ゼンマイを巻くことで、鎖は円錐形の歯車に巻き取られ、ゼンマイのトルクによって解放ともに香箱に巻き取られていく。ゼンマイのトルクは解放に伴い最初と最後ではトルクが変わってきますので、その変化を円錐形の歯車によって均等に保っており、トルクの強い最初の段階は大きな歯車となり、トルクの弱くなった最後にいくにつれ歯車の大きさは小さくなっていく。自転車の変速機のように体力のある際には重めの変速でこぐことができるが、疲れてくると重くて漕ぐことができなくなるので軽い変速に変えこぎやすくする働きを自然と行なっていく機構が鎖引きという機構です。英国製 イギリス製ならではの鎖引きムーブメント。ロンドンやリバプールといった文字がムーブメントでよく見受けられます。▶︎「希少サイズ 明治大正魚子模様のナポレオンケース 懐中時計」JPS仕上げムーブメント修理オーバーホールケース研磨仕上げムーブメント洗浄仕上げ文字盤洗浄仕上げ時針分針秒針洗浄仕上げetc.と作業を行いました。英国時計ならではのイングリッシュレバーが採用されてあり、厚めの重厚な銀無垢ケースとなっております。ムーブメント表面の刻印とケースホールマーク金鍍金ムーブメント表面には手彫りで下記内容が刻まれてあります。R.Wright & C,,manufactuersNo,, 14133そして、ケース裏蓋裏のホールマークから1871年製であることがわかります。余談ですが、1871年とは明治4年、当時の日本では廃藩置県が施工された年でもあります。これまで藩とされていたものが、県に変わり、3府302県とされました。現在は、47都道府県の1都1道2府43県からなっているので今とは異なっていたことがわかりますね。そのような大変古い時代の英国らしい時計となります。鎖引きの時計は、鍵巻きと一緒で、リューズ部のプッシュボタンで裏蓋を開け、中蓋の穴に鍵を差し込みゼンマイを巻き上げます。巻き上げは反時計回りとなりますのでお気をつけ下さい。そして、時刻合わせは、こじ開け式のガラス風防のベゼルを開け、針の中心部の四角形の部分に鍵をしっかり押し込み時刻合わせを行う機構となります。ムーブメントの確認方法は、風防のベセルを開け、6時位置の金具を爪で押し込みながら持ち上げるとムーブメントがあがります。ムーブメントカバー上部手前にある弓状の青焼きレバーの真ん中位置にある突起を左へスライドさせるとロックが外れカバーを外すことができます。カバーを戻す際は、カバーを付けレバーを右へスライドさせロックをかけます。ムーブメント戻すには、ムーブメントを倒し6時位置の金具を下に押し下げロックをかけます。ロックが下げにくい場合は、文字盤6時位置を爪で押し下げるとはまります。ムーブメントはホコリなど入ると止まることに繋がりますのであまりしない方が賢明です。原始的な機構ですので、初めての方が楽しめると思います。鎖引きの機構の歴史はかなり古くからあり、精度を意識したマリンクロノメーターやクロノメーター懐中時計でも鎖引きが採用され的まました。そして現在でもランゲ&ゾーネなどでも採用されており安定した機構とされています。今から153年前の鎖引き懐中時計、現在でも活用できる時計です。この時計は販売しておりのすので、興味がございましたらご連絡ください。英国 ロンドン 1871年製 銀無垢 鎖引き懐中時計 鍵付き横幅:50.0mm縦幅:58.9mm(プッシュまで)/ 72.9mm(環まで)厚み:16.6mm重さ:110.42g価格 39,900円(保証付) SOLD OUT懐中時計は、時代背景を持った歴史的な時計です。その時計の製造された年代から様々な時代背景や歴史を学ぶことができます。それもまたアンティーク懐中時計の楽しみ方の一つです。またその時計をさらに好きになる要素となります。腕時計にはない世界がそこにはあります。▶︎「SEIKO PRECISION 15石 青焼き針 19セイコー 懐中時計 鉄道時計」ヴィンテージウォッチのオーバーホールや修理など、宜しければJPSにお任せください。