時の記念日特別展示イベント大阪で活動している「古時計クラブ(OWCC)」が時の記念日に「大阪くらしの今昔館」で開催している特別展示イベント。「古時計クラブ」は1984年6月10日の時の記念日に創立、昨年40周年を記念し「大阪くらしの今昔館」と『時の記念日特別展示イベント』を主催。時の記念日天智天皇が漏刻と鐘鼓によって初めて刻を知らせたことに由来している。大正時代、近代化が進み行く上で、国民自身の意識改革は急務となり『時の大切さ』を知らせ『時間厳守』を促進する目的とし定められた古くからある記念日。時の記念日である6月10日には、天智天皇を祀る近江神宮に漏刻祭が執り行われている。今年も『時に記念日特別展示イベント』が、6月6日から『大阪くらしの今昔館』にて開催しております。昨年同様に『時の記念日特別展示イベント』の目玉企画としまして9階大坂町三丁目で「古(いにしえ)の時計屋さん」を6日(土)・7日(日)と開催しました。両日ともに大盛況でたくさんの来館者の方々がお越しくださいました。時計商に扮する大川さんと時計職人として実演する私が皆様の前で商館時計などの時計の歴史や機構などをご説明しました。我々がおりますのは、9階「大坂町三丁目 唐物屋」の入り口横の座敷部分となります。その入り口にはお客様で終始びっしり、入れ替わり立ち替わりで埋まるという状態で、6日は14時〜16時に、7日は10時〜12時の開催でしたが、黙ることがないくらい喋りっぱなしで、大川さんと会話する機会もないほどの大盛況ぶりでした。これが本当に時計店であれば…瞬く間に大店になるんでしょうね。私の背後には、商館時計の箱がずらりと陳列されてあり、初期の時計店である唐物屋の店内を再現しております。当時の日本人は目をキラキラして見ていたんでしょうね。我々もこのようにズラリと並べられてあると同じようになりますので。私は、商館時計の説明をしながら実際に商館時計を分解し、そして組み立てるという実演をしておりました。そして大川さんは、商館時計を代表する日本における時計の歴史的な流れや機構の流れなどを現物を用意して説明されてました。手前が大川さんで奥が私になります。私の前にはこのように鍵巻きとリューズ巻き、そして分解用の商館時計を準備しまして実際に手に取って頂きました。これは分解前の写真になりますが、実際に分解をしまして、それぞれの説明などをし、ゼンマイやムーブメント、歯車などを手に取って頂き、実際に体感して頂きました。分解や組み立てする光景を初めてご覧になられたようで、皆さん大変喜んでいらっしゃいました。若い女性の方々が意外に興味を持たれていたように感じました。時計好きで現行の腕時計をされていた方も商館時計のように大きなムーブメントが見れる時計を見るのは初めてだそうで大変興味持ってご覧になられていました。海外の方もたくさんお越しになられ、オランダ・シンガポール・韓国・アメリカ・イギリスと多岐に渡っておりました。一緒にご覧になられている日本人の方が英語を話せるようで私の通訳になってくださったり、本当にアットホームな環境で楽しい時間が過ごせました。面白いことに、ゼンマイを香箱へおさめるのですが、くるくるとおさめていき最後にスルッとおさまると「おぉ〜」と歓声が上がるのは意外でした。我々が普段行っている極々当たり前の作業ですが、全てが珍しい光景で本当に喜んでくださいました。時の記念日の始まりの背景や時計にまつわる逸話や今につながる言葉なども交えお話ししましたが、知らないことばかりだったようで、「楽しかった!」と言ってくださいまして、開催して本当に良かったと感じました。お子さんと一緒の方々も多く、お子さんも時計に興味津々で手に取って興奮している姿を見ていると本当に嬉しくなりました。お母さんのお話では、機械の仕組みなどに興味があるようでそのような本を買って読んでいるとのこと、是非とも今から時計に興味を持って時計の業界に来て頂きたいものです。そして、9階大阪町三丁目は、約45分で「朝・昼・夜」と1日が演出されますので、単純に我々が開催する2時間で、大坂町三丁目時間では3日経過することになります。我々は、大坂町三丁目時間で言いますと3日間寝ずに実演していたことになります。確かに、それに近いくらい疲れましたね。心地良い疲労感でした。夜になると月が出て綺麗な夜空に変わり、花火も上がったりと本当に優雅な風景と化しますが、我々は缶詰状態で喋りっぱなしですので、外を気にする余裕すらございませんでした。大阪くらしの今昔館の方々にも喜んで頂けて嬉しい限りです。来年も開催決定しておりますので、来年も頑張ろうと思います。「時の記念日」が近くなると、「大阪くらしの今昔館」9階大坂町三丁目唐物屋に時計商と時計職人が現れるこれは毎年恒例になりそうです。店前には古時計クラブのメンバーも皆さんをお出迎えしておりますので、お持ちの時計について知りたいことや、質問したいこと、相談したいことなどがあれば、「古の時計屋さん」の2日間にくれば知りたいことがわかるというのも面白いかも知れませんね。来年は、時計の相談に乗ります的なことも記載してもいいかも知れません。来年のことですが楽しみになります。とはいえ、古時計特別展示は、6月25日(木)まで8階ロビーで展示しておりますので、是非とも大阪くらしの今昔館へお越しください。8階ロビーの展示は、無料で見れますので。普段見れないような大変貴重な時計が普通に展示されてありますよ。是非とも足を運んでみてください。この度もウォッチナビの水藤編集長がわざわざ取材にお越しくださいました。本当にありがたいことです。またウォッチナビに掲載されると思いますので、それも楽しみにしていてください。皆様に感謝です。お越しくださった方々もこの記事を見てくださっているかも知れません。この場を借りましてお礼申し上げます。本当にありがとうございました。これからも宜しくお願いします。▶︎「愛用している特別な仕上げを施したコロン商会 商館時計」はこちら▶︎「JPS仕上げ お客様依頼の小型のコロン商会 舞鶴印 高級仕様 商館時計」はこちら商館時計の魅力をご自身で感じてみませんか。100年以上前の時計とは思えないほど、洗練されていて上品な時計です。商館時計のオーバーホールや修理のことはJPSへお気軽にご相談ください。