Jules Jurgensen Corp.デンマーク出身の名門ユール・ヤーゲンセンが1740年に創業した時計製造会社を起源にもつブランド。ウルバン・ヤーゲンセンはアブラアン・ルイ・ブレゲと師弟関係であったことでも有名。スイスに移転してからも高級時計を製造したことでも知られ、急成長するアメリカ市場に売り込もうとホイヤーが買収、ホイヤー初期の試みとして20世紀初頭にアール・デコ調に的を絞り薄型の高級機は大成功をおさめた。薄型を追求した時計薄型の時計は時計史の上でも時計技術の発展が顕著に見られる。懐中時計の変遷の中で、時計の大きさや厚みは変化していきます。薄くするということは大変手間暇がかかり高い技術を要することから自ずと高級機という位置付けや価格となっていく。そうした理由からも高級機には薄型のものが多く存在する。最近では、2022年に世界最薄の時計としてリシャール・ミルが厚さわずか1.75mmという時計を発表している。この時計は、20世紀初めにヤーゲンセンが、アメリカ市場で大成功をおさめた高級時計となります。▶︎「希少サイズ 明治大正魚子模様のナポレオンケース 懐中時計」JPS仕上げムーブメント修理オーバーホールケース研磨仕上げムーブメント洗浄仕上げ文字盤洗浄仕上げ時針分針秒針洗浄仕上げetc.と作業を行いました。丁寧に仕上げることで新品同様の状態に蘇らせることができました。希少なユールヤーゲンセンの化粧箱に金張りと思われる鎖が付属しております。ヤーゲンセンは、14金無垢ケースとなっており、リューズも張りではなく金無垢で、分解掃除の際にリューズを抜くとしっかり重さもあり塊という感じのリューズでした。金属文字盤は、表面を傷つけないよう丁寧に洗浄、汚れを落とし、アプライドインデックスにも傷をつけないように仕上げました。美しくなったゴールドのアプライドインデックスは光輝き、角度によって色味が変化する中央部とインデックス部分、大変美しい文字盤に仕上げっております。文字盤に記載されてある「Jules Jurgensen Est d 1740」、ユール・ヤーゲンセンが1740年に創業したという歴史あるルーツをもったブランドであることがわかります。時針分針はゴールドのリーフ針が大変美しい状態となっており、秒針も統一され、美しい輝きを放っております。ガラス風防を含んだ時計自体の厚みは約7mmという薄さを誇っており、ムーブメントはさらに薄く設計されております。大変薄く製作されており、分解掃除の際には傷をつけないように双眼顕微鏡を使い丁寧に行いました。表面のくすみなども入念に洗浄を行なっておりますので新品同様の光を放っております。丸穴車は高級機ならではのビス止め仕様となっており、丸穴車角穴車ともに歯は丁寧に磨きが施されてあり、サンバースト仕上げも施されてあります。受けは、丁寧に高度なコート・ド・ジュネーブ加工が施され、角度によって変化する輝きを楽しむことができます。そして大きめのルビーと金無垢のシャトンが大変美しく輝いております。テンプは、金無垢のちらネジと同色のゴールドに仕上げられており、大変光沢が美しく、金無垢のテンプかと思わしき一体感があります。文字盤の足や固定ビスも丁寧に仕上げが施されてあるので、地板から見えている部分も大変美しいムーブメントです。そして「Jules Jurgensen Corp.」とゴールドで刻まれた筆記体が高級感を漂わせ、大変美しい17石ムーブメントとなっております。化粧箱も付属しているユールヤーゲンセン、今となっては大変貴重な懐中時計。今から約100年前の懐中時計となりますが、今でも高級時計であると一目でわかる仕上げが施された大変美しい時計となっております。この時計は販売しておりのすので、興味がございましたらご連絡ください。Jules Jurgensen 14金無垢 薄型 高級 懐中時計 箱 金張り鎖付き横幅:43.2mm縦幅:46.1mm(リューズまで)/ 51.1mm(環まで)厚み:7.2mm重さ:35.73g価格 300,000円(保証付) SOLD OUT懐中時計は、現在の腕時計が普及する前、長い間、一世を風靡していた時計です。今の時計より劣っていると思われている方々が多くいることが非常に残念です。この仕事をしておりますと今の時計と昔の懐中時計の違いに本当に驚かされます。手間暇をかけて手作業で仕上げられていた時代、それができた時代のもの。手間暇をかけることができなくなった時代、コスト重視の時代のもの。機械製造など技術の進歩で補っている点も多々あると思いますが、やはり機械と手作業では見た目の違いには顕著に現れます。それこそアンティーク懐中時計の本質であり魅力でもあります。商館時計などはその感覚が顕著に表れていますので、商館時計の魅力も知って頂けますと幸いです。▶︎「ファブルブラント初期の獅子印 大型 鍵巻き 商館時計」アンティーク懐中時計の相談など、お気軽にJPSにご相談ください。